まぁるい幸せ
最近になって、ようやくゆっくりと落ち着いて、
こはくの写真を見ることが出来るようになりました。

ずっとしばらくは、「こはく」って言葉にするのも、
きゅーーっっと、喉の奥が痛くなる感覚がなくなりませんでした。
そして、今でも朝晩こはくに手を合わせる時は、
やっぱり「ごめんね」しか言えません。

夏の暑さが少し和らいだ日に、久しぶりにこすもと1対1で、
ゆっくりいつもの散歩道を一緒に歩きました。

こすもとこはくと、もう何度歩いてきたであろう、いつもの散歩道。
そしたら、ふといつものこすもの行動が目について…。

先に先にと、どんどん歩くこすもに比べて、
こはくはクンクンも長くてとってもゆっくり歩くタイプで…

こすもはそんなのんびりこはちゃんを怒ることもなく、
こうやって先に行っては、こはくが追いつくのを、
ずぅーっと振り返って待っていたなぁ。

そして、それは今も変わらない。
この時はこすももそんなのんびりこはちゃんのことを思い出しながら、
わたしと一緒に歩いてくれているのかなぁと、
少し嬉しくなりました。
とってもとっても、泣けてきたけど。
ロノが伊万里に寄り添って眠っていました。

ロノはいつもこはくにくっついて、
こはくのする事を真似て、勝手に張り合っていました。

ほんとなら、この場所にいたのはこはくだったのかなぁと思ったり、
ロノはいつもこはくに頼って、側にいたなぁって思ったり…

こはのことを考えなかった日はありません。
あんなにも、わたしの心を温かく、まぁるくしてくれるコは、
居てないなぁ。
側に居てくれるだけで、わたしは幸せをたくさんもらっていました。
会いたいなぁ
会いたいなぁ
こはくー!!って、もう一度だけでいい。
呼びたいなぁ。