もねちゃんのこと(2017'4月~)
今日は我が家のシニア犬・もねのことを書きます。
覚書のためなので、ご興味のある方だけ、
下記「つづきを読む」で、どうぞ。
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4月、もねちゃんの元気がガクンとなくなった日がありました。
いつもの通り、気圧の変化や、季節の変わり目の体調不良だと思っていました。
1日様子を見ていましたが、いつもとは違いぐったり度も大きく・・・。
ご飯を思うように食べないなぁ・・・と思っていたら、熱を出していることに気がつく。

心臓病を持っているので、平熱で37度のもねちゃん。
心臓のお薬を飲んで38度くらいになります。
そのもねちゃんが40度以上に・・・。
血液検査、超音波、エコー、レントゲン、心電図・・・、フル検査です ( ノД`)
腎臓と胆のうの数値が跳ね上がっていました。
胆のう炎は以前にも繰り返したことがあり、今回はそれにプラスして、
心臓の血液の逆流もひどくなっていました。
熱は腎臓の炎症からくるもので、続く心発作は血液の逆流からくるもの。
まずは熱を下げることからの治療が始まりましたが、
なんせ、水も一切口にしないので、点滴で数日通院しました。

毎日点滴で通院しているのに、3日くらい熱がさがらなくて、
このまま下がらなければ、ちょっと危険かも・・・という状態にまで陥りました。
流動食なんて絶対的に無理な状態だったし、
脱脂綿に水をふくませて、口に運ぶことが精一杯で・・・。
ワンコ用のOS1(犬用ポカリみたいなもの)を買ってきたり、
ワンコ用の栄養ドリンクを買ってきたり・・・

点滴で通院すること5日目くらいから、ようやく炎症の数値が下がり出してくれました。
熱が下がったら、食欲も戻るだろうと思っていたのが、思うように食べてくれなくて・・・。
朝にささみ肉を少し食べても、夜には食べなくなったり・・・
牛のミンチ肉を試してみたり、まぐろやサーモンの魚系を試してみたり・・・
ワンコ用と名がつくものは全てダメ。
なんとか薬を飲ますことで精一杯でした。

このまま寝たきりの介護生活なのかなぁ・・・と、ちょっと覚悟もしました。
どん底だったのは2週間くらいです。
腎臓の数値も、胆のうの数値も、ほぼ正常値に戻りましたが、
心発作だけ毎日のように続いたので、お薬の量が増えました。
増えてからは、発作おさまっています。
今回、ガクンと落ちたことは、シニアなもねちゃんにはやはりダメージが大きくて、
なかなか以前のように絶好調な状態にまで今も戻りません。
いや、これが今のもねちゃんの精一杯の元気な状態なのかもしれません。
こうやって、年老いていくのだろうな・・・という感じです。
元気なとき、食欲だけはあったもねちゃんが、
今も食べるものには毎日工夫が必要で、
1日で食べていた量を食べさせるのに今は3日かかります。
7キロあったもねの体重も6キロ台に・・・。

ワンコ用にとらわれず、今はその日食べられるものを与えています。
こんなもの、そろえてみました。

人間の赤ちゃんの離乳食レトルト。
高カロリーだけど、味は薄く、ちょうどいいかなと。
種類に好き嫌いはあるけれど、調子の良い時は1袋完食できます。
これに至るまでは、お饅頭だったり、あんこだったり、
肉じゃがだったり、筑前煮だったり・・・(苦笑)
そして、もねにばかり手をかけているそんな日々は、
かまってちゃんのロノにはやはりストレスで、
またおハゲを作ってしまっていたり・・・
一進一退なもねちゃん。
どうか1日でも長く、ゆっくりゆっくりでありますように・・・。
もねを迎えると決めた時、こんな日々はもっと早くに突入するものだと思ってた。
だから、老いを確実に感じるようになってきた今日この頃は、
まるでどんどん赤ちゃんに返っていく・・・ そんな風に思えるのです。
人間の子育てをすることができなかったわたしにとって、
それはそれはとても幸せな毎日なのです。
もねちゃんの体調が一進一退であるように、
わたしの気分も毎日ふわふわです。
そんなもねちゃんやわたしを気にかけ心配してくれるまわりの人たち、
出張先からも「もね、どう?」と様子を伺ってくれる旦那くん、
ひとりじゃないと感じさせてくれることに感謝。
くぅりんママからもねに・・・と、いただいた冷え冷えマット。

暑がりのもねちゃん、愛用中。
ちなみに新しいもの好きなこはくが一番乗りでしたが(笑)

今日は何を食べることができるかな・・・。
1日1日、大切に過ごそうと思います。
長文、読んでくださって、ありがとうごいます。
明日からはまた、トマト通信で、頑張ります!