アネモネにまつわる不思議な話
我が家の4男坊・もね。
迎えるにあたって名前をつける時、
「君を愛す」「希望」という花言葉を持つアネモネの花からと、
「光の画家」と呼ばれたクロード・モネからとって、
『望音(もね)』と名づけました。
耳が聞こえなくて、目も見えなくて、心臓も重度に悪くて・・・
そんなもねに、光や希望の意味を持たせたくて。
5年ほど前に家の花壇の片隅にアネモネの花の種を撒きました。
撒いた年の春には綺麗な花をたくさん咲かせました。
種が落ちて、また来年咲くのかな?と思っていたのだけれど、
咲いたのは撒いたその年だけで、あとは5年間ずっと咲かなかったのです。
そんなことなど忘れていた、もねを迎えてからの春。
なんと1輪だけ、たった1輪だけ、アネモネの花が咲きました。


赤や白やピンク・・・いろんな色を植えたのに、咲いたのは紫のアネモネ。
わたしが一番好きな色のアネモネです。
アネモネは色によって花言葉も違って、紫のアネモネは「君を待つ」という花言葉。
偶然にももねを迎えた春に5年越しに咲いた紫のアネモネ。
なんとなく、もねが我が家のコになるのは必然的なことだったのかも・・・なんて思っていました。
そんなアネモネの花のことなんてまた忘れていた今日この頃。
また今年の春も咲いていました、紫のアネモネの花。
しかも、今年は2輪。

なんの手入れもしていない雑草地帯のような花壇です。
なんだか嬉しくて、嬉しくて・・・。
もしかしたら来年は3輪咲くのか?
はたまた倍になっていくのか、4輪なのか??
少し来年の春が待ち遠しくなります。
先日の暖かかった日曜日。
近くの広い公園にもねを日光浴させに。

14歳のおじいちゃんでも、目が見えなくて、耳も聞こえなくても、
サックサク歩きます。
外の空気は大好きで、草の上を歩くのが楽しいみたいです。
目を離したら、あっという間に遠くに行ってしまうくらい、歩くのが早いです。
うちの花壇に咲くアネモネの花の様に、
もねもたくましいです、元気です。
このコも先住ワンコのルーキーのように、
わたしにたくさんの奇跡を見せてくれるような、
そんな気がします。
今日はうちのコ話でごめんなさい


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