もどかしいけど・・・
2時間は軽く歩き続けていたと思います。
まぁ、その間オシッコやらウンPやらもカーペットの上でしまくっていましたが・・・。


左目が見えないのがもどかしいのでしょうか。
見えないなりに、家の中を把握しようと確認するように歩いているかにも見えました。
見えない左側をを向いて歩くのが怖いのでしょうね。
常に顔は右側を向いているので、どうしても時計回りになります。
目的地が視界に入って、それに向かって歩いているつもりでも、
自然と右側へ傾いて行ってしまいます。
行きたい場所へは、グルグル回りながら上手くいけば、
いずれ到着する・・・そんな感じです。
なので常にルーキーの右側にいるように気を付けています。
側にいても見えない左側だと、起き上がり探そうとするのです。
まだ体がしんどい時は、私が側についていなくても彼と2人で、
寝室で眠りに付くこともできたのですが、
最近では私も一緒に眠らないと朝まで眠ってくれなくなりました。
私を探す余裕が出てきたのです。
もしまだ見えていたら・・・、以前のように小走りすることも、
裏庭に出せば好きな所をウロウロもできただろうに・・・。
2時間近く歩き続けるルーキーを見ながら、とても胸が苦しくなりました。

でも、歩けるようになるその代償で左目の視力を失ったのだと考えなければ・・・
そういう風に物事を考えて行かないと、いけませんね。
ルーキー本人が頑張って努力しているのだから、
可哀そうだと思ってはいけないんだ。
私も一緒に工夫してより良い生活を送れる手助けをしてあげないと・・・。