輪廻転生
先週の土曜日、8日は先代わんこ・ルーキーの命日でした。
丸3年、経ちました。

何年経ってもこの日は忘れない。
そういえば、ルーキーが天使になった翌日も、
こんな寒い夜で、雪が降って、大阪では珍しく、
昼間も真白になるくらい雪が積もりました。

この日くらいは、側に帰って来てくれているかなぁ?
今ね、同じシー・ズーさんが3匹もいるよ。
3番目のロノはね、ちょっとばかりあなたに似ていたりするよ。
性格がかなぁ・・・、行動がかなぁ・・・。
ルーキーは、彼の実家で飼われていたわんこで、
彼と結婚してから面倒をみさせてもらうようになって、
でも一緒にいたのは週末だけで、心臓の発作がひどくなってきたころ、
うちで診るようになったね。
『彼の実家のわんこ』という肩書きがずっとあったけど、
それでも我が子のように愛情を注いだよ。
ルーキーが居なくなって、わたしはすることがなくなってしまって、
生きがいも、自分の時間も、なんにもなかった。
そんな時、ルーキーにそっくりなこすもを見つけて、
胸の中がざわついた。
PC画面にうつる、こすもになのか、
こすもを通してルーキーになのか分からないけれど、
とにかく早くこの腕に抱きたくて仕方がなかったんだ。
『輪廻転生』
きっと、そういうことなんだと思う。
毎日下を向いてぼんやりと生きていたわたしに、
ルーキーがくれた出会い。
ルーキーが居なくなった心の痛みが完全に消えたわけではないけれど、
ルーキーがご縁をつないでくれたものなのだと思ったら、
こすもと、こはくと、ロノの向こう側には、
いつもルーキーが居るんだ。
わたしの人生の中で、少なくとも3度は、
命の限りと直面する時がいつかくるんだと思うと、
とてつもなく怖いけれど、
だからこそ、後悔のない様に、
1日1日を大切にしようと思う。
今日という日は、二度と来ないのだから。
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