シニアって、ほごいぬって、命って
今日のもねちゃん。

もねちゃん、寒いなぁ・・・
ほんまやなぁ・・・

こたつの中で、ふたり仲良くぬくぬく・・・。
あれ、この写真を撮った日は、
春みたいにあたたかい1日でしたけども・・・???
さてさて、今日はシニアのもねを家族に迎えた、わたしのつぶやき。
そして、ほごいぬたちのこと。
(*Facebookにも、以前似たようなこと、UPしたので内容一部重なります)
かな~り、長くなっちゃったので、記事たたみます。
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我が家の四男坊もねちゃんは、2年前に推定13歳で家族に迎えました。

皮膚がボロボロで、耳がグジュグジュで、
心臓も重度に悪く・・・
目も見えていなければ、耳も聞こえない。
それでも「懐かないかもしれない」なんて不安はどこにもありませんでした。
ちょっとくらいの疾患や、手のかかる方が、
わたしにはちょうど良かった。
わたしの顔を知らなくたって、
わたしの声を聞いたことがなくたって、
誰がお母さんなのか、もねはすぐに理解してくれました。
心の目と耳がきっとあるんだなって思ってました。
犬生長いワンコほど、よく考えるし、
臆病かもしれないし、人間の行動をよく見るかもしれないし・・・
でも時間がかかったとしても、かけた愛情は必ず伝わる。
そして深い深い愛情で返してくれる。
パピーから育てて当たり前のように懐くことよりも、
実った愛情が倍以上になって返ってくるその変化の方が、
わたしは好きだ。
愛情はワンコが何歳であっても伝わる。
過去に何があったかじゃない。
どう過ごしてきたかじゃない。
今を生きるワンコにとって大切なのはこれからのことなんだと思う。

「初めてワンコを飼うのに、成犬やシニアを迎えて、
一緒に過ごせる時間が短いのは嫌。
だから赤ちゃんから育てたい。」
こんなことを耳にすることがある。
この言葉を聞くたびに、なぜかわたしは
「ん?果たしてそうかな?」って思うのです。
ワンコの寿命が一律20年だとする。
15歳のワンコを迎えたとする。
あと5年しか一緒に居ることができない・・・って、
わたしは単純にそうは思わないのだ。
20年かけて、20年分注ぐ愛情を、
あと5年だからこそ20年、いや30年分の愛情を注ごうって思うのだ。
前に述べた「ちょっとくらいの疾患がある方が・・・」っていうのは、
もっともっと幸せにしてあげよう!って思うからなのです。
わたしにしかできないことをしてあげよう!って思うからなのです。
時間じゃない。
その内容なんだ。
そのコの価値なんだ。

先代のワンコ、ルーキーは、旦那はんの実家で飼われていたワンコだったから、
お世話をするようになったのは、彼と出会って、結婚してからなので、
最期の2年くらいでした。
16年弱生きたルーキーの、最後の2年だけです。
そりゃあ、できることならば、もっともっと一緒に居たかったけれど、
2年でありったけの愛情を注いだものだから、
ルーキーが亡くなった時、「もっとこうしてあげれば良かった」っていう後悔は、
不思議としなかったのです。
その時のわたしができることを精一杯やって、
注げる愛情を注げるだけ注いで、1日1日大事に過ごしていたからなのだと思います。
だから、とってもとっても内容の濃い、価値のある2年だったのです。
シニアのコを迎えたら、ちょっとしか一緒に居れないじゃない
命の限りを決め付けるのは、なんで?
ルーキーはほんとは生まれて数年で亡くなってしまうかも・・・
なんて言われてペットショップの裏に居たコです。
16年弱生きれました。
生活の質が良かったからなんだと思うのです。

小さな子供ちゃんが、シニアの入り口のひかるに触れて、
ペロって舐めてもらったら、頭を優しくなでてくれて・・・
「可愛いでしょ、温かいでしょ」って話しかけたら、
「うん!可愛い!このコがいい!」ってキラキラの笑顔で答えてくれました。
片目がつぶれていたって、「可愛い!」って。
子供って心が無垢なんだなぁ・・・って感じました。
外見や年齢なんかじゃないのです。
「シニアの入り口のひかる」じゃなく、
「片目がつぶれているひかる」じゃなく、
「ひかる」を見てくれているんだなぁって思いました。

一緒に来ていたその子供ちゃんのママは、パピーに夢中。
でも子供ちゃんは「ぼく、このコ(ひかる)がいい!」って言ってくれました。
子供って、とっても純粋な綺麗な心でほごいぬたちと
向き合ってくれているんです。嬉しかったなぁ。
わたし、ここでひかるに約束をしよう。
ひーくんがいい!ひーくんじゃないと嫌だ!って言ってくれる
ご家族が見つけてくれるのを待とう。
我が家に入居した当時は、みらいにばっかりくっついていたひーくんが、
みらい卒業後は、ひとりで寛いだりしていたひーくんが、
「さみしい」「甘えたい」って、言えるようになったのだ。
いつも、うちのコの1歩も2歩も下がったところで、
遠慮していたひーくんが、
わたしの膝に手をかけて、「抱っこして」って言えるようになったのだ。

危うく預かりっこだと言うことを忘れそうになるくらい、
心を持っていかれそうになるのを必死でこらえているのだ(笑)
こんなにいいコは居ないなって思うのにな・・・。
って、どんなコが預かりっこであっても思ってるんですけどね(笑)
わたし、本を出版できるんじゃないかっていうくらい(←ムリに決まってる)
長文をずらずら書いちゃいました・・・
先日のほごいぬミーティングは、ご来場者さまが多かった分、
思うこともたくさんだったのです・・・。
まとまりのない投稿でごめんなさい。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
感謝。